シャルリーエブド風刺画に海外からの冷たい反応
テロは「表現の自由」を脅かす デモは過剰反応?
フランス・パリのテロ事件の標的となったシャルリーエブド。事件の発端は、イスラムの預言者を冒涜する風刺画にありました。
このテロ事件に対しては、「表現の自由」を脅かす象徴として特にフランス国内での反発が強まりました。
シャルリーエブドの風刺画に関心のない人を含め370万人ものデモが起こったとのことで、これほどまでに反テロに反応するのかとビックリしました。
海外では「表現の自由」を守ることについて、これほどまで多くの人が関心を持っているということですね。
ただ、今回のシャルリーエブドの襲撃事件は、シャルリーエブドがしつこく風刺画を掲載し続けており、風刺画掲載をやめるよう脅迫状が続いていた中で起こった事件。
イスラム教を挑発する風刺画を掲載し続けたシャルリーエブドが、表現の自由の象徴として扱われるのには違和感を禁じえません。
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シャルリーエブドは懲りずに風刺画を掲載
テロ事件により編集長が犠牲になったというのに、シャルリーエブドはさらに過激な風刺画を掲載した最新号を発刊。
「表現の自由」を守るべくシャルリーエブドの発行部数は増えに増え、当初の100万部からついには700万部まで増刷がかかるほどの人気になっているとか。
シャルリーエブドの風刺画人気に対する海外の反応は最悪。
シャルリーエブドに対する抗議デモがアフリカ各国で起こっているほか、ニジェールではキリスト教の教会が襲撃される事件にまで発展しています。
ローマ法王も、「言論の自由は、信仰に対する敬意があれば自制されてしかるべきもの」とコメントし、シャルリーエブドに自制を求める発言をしています。
身内を殺され、また世界各地で宗教戦争を巻き起こす火種を巻き散らすシャルリーエブドには、表現の自由を語る資格があるのか疑わしいと思わざるをえません。
日本でも増えるシャルリーエブド批判
海外の反応という意味では、日本でも
「シャルリーエブドの風刺画はやり過ぎでしょ」
との論調が増えています。相手の気持ちを推し量ることに長けている日本人としては、当然の反応でしょうね。
意味のない風刺画で世界を混乱させるシャルリーエブドなんて必要ないのではないでしょうか。
フランス人がこの手の風刺画を喜んで買っていることも理解しがたいのですが、海外の冷たい反応にも少しは目を向けていいんじゃないかと思います。
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2015-01-18 12:23
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