ヘリウム吸わされたアイドルが脳空気塞栓抜症 後遺症が心配
テレビ朝日は、アイドルユニット「3B junior」の12歳のメンバーが、番組の収録中に意識不明で倒れてしまい、救急搬送された事実を発表しました。
この女の子は、現在も入院・治療中なのですが、容態は回復に向かっている模様。
意識不明となった原因は、なんと声が面白くなるとうヘリウムガスを大量に吸い込んでしまったことによる脳空気塞栓抜症。
なんでこんなことになってしまったのか、本当に残念ですよね。
ヘリウムガスは無毒と言われており、今回の事故が起こった変な声になって面白いということでパーティーグッズとして売られています。
罰ゲームなどでたまーーに使われるのを見かけるのですが、私自身はヘリウムガスを吸い込むこと自体危険な気がしていたので一度も使ったことはありません。
こんな事件が起こったのを聞いて、
「使わなくて良かった」
とつくづく思います。
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ヘリウムガスは無毒だが、吸い過ぎると酸素不足に
今回の事故が起こったヘリウムガスは、ヘリウムガス80%、酸素20%という比率だったそうです。
ヘリウムガスの濃度が高すぎる場合(たとえば100%とか)、生死に関わることになることは案外知られていないのではないでしょうか。
さらに、今回のアイドルの事故に対してのテレビ朝日の発表が遅くなったことは重大な問題かもしれませんね。
回復に向かったから事故を公表したということですが、
回復しなかったら公表しないのか???
という疑念をもたざるを得ません。
脳空気塞栓抜症というのは、原因は違いますが脳卒中や脳梗塞と同様で、脳の血流が悪化してしまいます。
程度がひどい場合、また手当が遅れた場合には、深刻な後遺症が残ることもあるそうなのです。
テレビ朝日の会見でも、女の子の容態について
「回復の兆しはある」
というビミョウな表現になっている点が気がかりです。
そもそも大人用のヘリウムガスを、子供に使用させるという単純なミスがあったらしいのですが、そんなことで子供の将来を台無しにしてしまって許されるはずがありません。
女の子が一刻も早く回復してくれることを祈りましょう。
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2015-02-04 22:42
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