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群馬大学病院 腹腔鏡執刀医 須納瀬豊を刑事告発へ

群馬大学病院の腹腔鏡手術で8人もの患者が死亡した医療事故。

群馬大学病院の行った「幕引き」会見に遺族の怒りが爆発しています。

執刀医である須納瀬豊医師に対して刑事告発も検討しているとテレビで放送されていました。


この事件について、ざっと流れを整理しておきましょう。

2010年12月から2014年6月

須納瀬豊医師による腹腔鏡手術で肝臓切除した患者8人が、術後の容態悪化で急死


2014年11月

群馬大学病院側が謝罪。調査委員会を設置して事実関係を調査する旨の発表を行う。


2014年12月

須納瀬豊医師が、過去に開腹手術でも医療事故を起こし、10人が死亡しているとの報道あり。


2015年3月

群馬大学病院が改めて謝罪、調査の終了を発表。死亡症例検証委員会とコンプライアンス推進室を設置して、今後同様の事故を防止する。


群馬大学病院側の対応はここまで。でも、これでは誰も納得できませんよね。



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群馬大学病院の関係者が深々と頭を下げたのですが、


手技が未熟な須納瀬豊医師が、手術失敗後もなぜ執刀医を続けたのか?

大学病院側としての監督責任はどうなっているのか?

なぜ須納瀬豊医師の処分はないのか?


など、疑問は山積したまま。

それなのに強引に幕引きをしようとしているのが、ミエミエですよね。


また、病院を監督するはずの厚生労働省や、群馬大学病院を運営する群馬県も動かず。

様子見を決め込んでいるとしか思えまん。


もう、なにもかもがいい加減でデタラメではないでしょうか?


これでは、亡くなった患者さんも浮かばれませんし、遺族の怒りが収まらないのも理解できます。


群馬大学病院側は、まず第一に、執刀医である須納瀬豊医師の責任問題を明らかにし、適正に処分することから始めるべきでしょう。

遺族側から刑事告発されてから重い腰を上げるのでは、まったく意味が無いと思いますがどうなんでしょうね。


群馬大学病院は、さながら白い巨搭。自分の出世や組織内部の権力闘争に明け暮れて、患者のことなんか何も考えていないのではないかと思えてしまいます。

テレビドラマの世界では、米倉涼子さんや沢村一樹さんの演じるスーパードクターが、病院の権威に対抗して活躍する様子が人気になっています。

病院がかかえる根深い問題を、世間の人がうすうす感じて、なんとかして欲しいと願っている証なのかもしれませんね。


群馬大学病院側には、いい加減な幕引きをせず、問題に真摯に向き合っていただきたいと強く願わずにはいられません。

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