東洋ゴム マンションの免震ゴム 全部取替えを発表!不安は完全には払拭できず
東洋ゴムが建築物の免震ゴムの基準値を偽装して全国に納品していた事件で進展がみられました。
これまでは、
危険性がある場合のみ建物名を公表する
とされていましたが、東洋ゴムの偽装免震ゴムをすべて交換するという発表があったのです。
国土交通省の考えとしては、東洋ゴム製の免震ゴムを使用しているマンションを公表すればマンションの価格が値下がりする懸念があるため、あえてマンション名を公表しない立場をとっていたと思われます。
でも、免震ゴムの免震性能がそもそも基準を満たしていない状況が続けば、住民の安全が確保されないことは小学生でもわかること。
今回、ようやく問題のあった免震ゴムをすべて取り替えるということになりましたので、マンションの居住者の方も一安心といったところでしょう。
問題が全くなくなったわけではありません。
東洋ゴム製の免震ゴムは、別の東洋ゴム社の製品に取り替えられるだけだからです。
まさか、とは思いますが、問題を起こした製品と同じ会社が作った製品に入れ替わるだけということで不安に思わない人はいないはず。
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建築物の安全を確保するためには、国土交通省が万全の確認をするのは当然の義務ですよね。
そもそものデータ偽装を見ぬくことができなかった国土交通省に、免震ゴムの性能を確認する能力があるとは思えません。
今回の免震ゴムの性能偽装問題で明白になったことは、いざというときに国土交通省はなんの保証もしてくれないということ。
東洋ゴムの免震ゴム製品の建物への影響について、
「問題当事者である東洋ゴムに調査を指示する」
というお粗末な対応しかできなかったからです。
その後も、マンション名や建物名の公表を渋るような動きを見せたことは、業者側の利益を優先した行動とも受け取れます。
県庁や公共施設など公的な建物であれば税金等でやりくりがつくかもしれませんが、
マンションなどのように個人の所有物になっているものについては製造メーカー側の製品管理が必要不可欠です。
東洋ゴムにも国土交通省にも、十分な配慮をお願いしたいものですね。
関連記事:
東洋ゴム 免震ゴム偽装・データ改ざんで対象建物55棟の戦々恐々
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これまでは、
危険性がある場合のみ建物名を公表する
とされていましたが、東洋ゴムの偽装免震ゴムをすべて交換するという発表があったのです。
国土交通省の考えとしては、東洋ゴム製の免震ゴムを使用しているマンションを公表すればマンションの価格が値下がりする懸念があるため、あえてマンション名を公表しない立場をとっていたと思われます。
でも、免震ゴムの免震性能がそもそも基準を満たしていない状況が続けば、住民の安全が確保されないことは小学生でもわかること。
今回、ようやく問題のあった免震ゴムをすべて取り替えるということになりましたので、マンションの居住者の方も一安心といったところでしょう。
問題が全くなくなったわけではありません。
東洋ゴム製の免震ゴムは、別の東洋ゴム社の製品に取り替えられるだけだからです。
まさか、とは思いますが、問題を起こした製品と同じ会社が作った製品に入れ替わるだけということで不安に思わない人はいないはず。
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国土交通省の業界利益優先にも問題が・・
建築物の安全を確保するためには、国土交通省が万全の確認をするのは当然の義務ですよね。
そもそものデータ偽装を見ぬくことができなかった国土交通省に、免震ゴムの性能を確認する能力があるとは思えません。
今回の免震ゴムの性能偽装問題で明白になったことは、いざというときに国土交通省はなんの保証もしてくれないということ。
東洋ゴムの免震ゴム製品の建物への影響について、
「問題当事者である東洋ゴムに調査を指示する」
というお粗末な対応しかできなかったからです。
その後も、マンション名や建物名の公表を渋るような動きを見せたことは、業者側の利益を優先した行動とも受け取れます。
県庁や公共施設など公的な建物であれば税金等でやりくりがつくかもしれませんが、
マンションなどのように個人の所有物になっているものについては製造メーカー側の製品管理が必要不可欠です。
東洋ゴムにも国土交通省にも、十分な配慮をお願いしたいものですね。
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2015-03-18 23:13
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