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アノニマスがイスラム国に報復宣言、サイバー戦争の現実味は?

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アノニマスが報復宣言とはチャンチャラおかしいが・・・



ハッカー集団アノニマスが表現の自由を脅かすとして、イスラム国に対する報復宣言をしている模様。

フランス・パリのシャルリー・エブド誌の銃撃テロ事件の発端は、同誌がイスラム教を風刺する漫画を掲載したことがきっかけとされています。

アノニマスは、このテロを「表現の自由の敵」とみなし、パリのテロ事件への支持を表明したイスラム国に対し、サイバー攻撃による報復宣言をしたものです。


フランスを中心にヨーロッパ中で、表現の自由を守るべきとの抗議行動が活発化しており、その流れを受けた報復宣言となったと思われます。


アノニマスがまるで正義の味方のような登場で、正直意外な印象を受けます。

というのもアノニマスは、世界各国の官庁などに難癖をつけてサイバー攻撃を繰りかえす、いわば札付きのワル。

そんなワルの集まりアノニマスが、いま、なぜ正義の味方のようなふりをしてイスラム国への報復宣言をするのか理解に苦しみます。



ただ、イスラム国が世界中の若者に参戦を呼びかけていることが社会問題化している中にあっては、

「毒をもって毒を制す」

的な今回の対応も、是認されるのかもしれません。



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すでに現実化しているサイバー戦争の危機



それにしても、ここのところのサイバー攻撃関係のニュースはヒヤヒヤするものばかり。

アメリカのソニー子会社へ北朝鮮がサイバー攻撃を仕掛けて、アメリカが報復攻撃を扇動したことも記憶に新しいところ。


サイバー戦争というと、どことなく近未来の戦争(つまり将来のこと)に思えてしまいますが、すでに現実としていまこの瞬間にも起こっていりことなんですよね。


サイバー戦争の被害については、これこそサイエンスフィクションの世界になってしまうのですが、専門家の間ではかなり恐ろしい予測が出ています。

もし、原子力発電所の稼働システムがサイバー攻撃に逢ったら、人為的に大事故を起こすこともそれほど難しいことではありません。

また、航空機の管制システムが攻撃されたら、飛行機事故に直結することになるでしょう。



電気インフラ・交通インフラ・金融インフラなど、コンピュータネットワークなしでは世の中が成り立たなくなっています。

サイバー戦争が激化したら、私たちの生活も即座にピンチに陥ることは間違いないのです。


「日本の高いセキュリティ技術があるから大丈夫」

と思われるかもしれませんが、アノニマスのようなワルは何をしでかすかわからないのが最も怖いことなんですよね。


とはいえ、個人レベルでサイバー戦争へ対処をすることは難しいのが現実。

アノニマス 対 イスラム国

という不気味なサイバー戦争を指を咥えてただ眺めているしかないのです。


アノニマスの報復宣言などという、物騒な状況が一刻も早く収束してくれることを願うばかりです。



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