SSブログ

鳥取養護学校 モンスターペアレントの攻撃で看護師大量辞職 責任は誰に?

鳥取県立鳥取養護学校で看護師6人が全員退職という前代未聞の事件が起こっています。

鳥取養護学校では、児童生徒の医療的なケアを行う必要があるために看護師が勤務していたのですが、一部の保護者からの批判・クレームが続いたことから看護師が全員退職してしまったそうです。

鳥取養護学校の看護師が退職したのが5月末ということで、6月以降は鳥取看護学校はやむを得ず休校になってしまっているそうです。

モンスターペアレントという言葉が話題になって久しいわけですが、今回の鳥取看護学校の件はモンスターペアレントの被害といってもいいでしょう。

看護師のちょっとしたミスや言動に腹を立てることがあっても仕方がないとは思いますが、全員が辞めざるを得ないほど攻撃するとは常識では考えられませんよね。

鳥取看護学校では、本来8人で業務を行うべきところを6人で業務を行っていたそうです。

看護師の人手不足もあって、職場環境が良くて給料もいい職場に看護師が集まる傾向にある中、鳥取看護学校では必要な看護師の確保がままならなかったのでしょうね。



スポンサードリンク


そんな激務を続ける中でも、モンスターペアレントの激しいクレームを受けたら、さすがの看護師さんたちもたまったものではありません。

モンスターペアレントのクレームでうつ病などになってしまう人もいると言われていますので、今回の全員が退職したという看護師さんを責めることができないと思います。

看護師退職の直接的な原因となったモンスターペアレントに罪はないのでしょうか?

常軌を逸したクレームには、刑事責任の追求を含め厳正に対処して頂きたいと思います。


鳥取看護学校で看護師の退職により休校に追い込まれてしまったのは、モンスターペアレントが原因というのは明らかです。

ただ、そんなモンスターペアレントから職員を守ってあげなかった鳥取市の責任は免れないでしょう。

そもそも、必要な看護師の数を確保できていなかったことが問題の発端なので、行政の長年の怠慢が今回の事態を招いてしまったことは間違いありません。

ほんと、どっちもどっちということですが、休校になって迷惑を被っているのは肝心の生徒さんたちです。

生徒さんたちに迷惑がかかることのないよう、関係者には早急な対応をお願いしたいですね。



スポンサードリンク
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。