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地震雲が京都・大阪の地震を予知か?地震雲投稿で騒然

関西で地震!やっぱりアレは地震雲やったんや~



ネット上で

「地震雲を見た」

との投稿が相次いでいて、

「大地震の前兆かも?」

という話題が出ていました。

jishinkumo20150114.PNG


そんな矢先、1月14日の午後9時頃、京都と大阪で震度3の地震が発生し、

「やっぱり地震雲は地震を予知していたんだ!」

と騒然となっている模様。


地震雲には、大別して断層型地震雲と波紋形地震雲があるそうですが、その他にもさまざまな地震雲が報告されています。

あまりにたくさんありすぎて、素人目にはどれがどれだかわからない(苦笑)のが正直なところです。

ただ、上掲の写真など、異様な雰囲気が漂っていて、そもそも尋常じゃない雰囲気をかんじるのも事実。

これが地震雲だった、と言われた納得してしまいます。ちなみにこの雲の形状は、波紋形地震雲ということになるでしょう。



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2014年11月の長野地震の際にも観測された地震雲



昨年11月に長野県白馬村で大規模な地震が発生し、多くの家屋が倒壊する被害を出したことは記憶にあたらしいところです。

この地震の前日に観測された地震雲というのがコチラ。

jishinkumo20141122.PNG


これも説得力のある地震雲ですね。


今日の雲と同様に、こちらも波紋形地震雲です。このあとに大震災が起こっているわけですから本当に怖いです。

もし、こんな形の雲を見かけたら地震の前兆という可能性もありますから、十分に注意するようにしましょう!


地震雲の科学的根拠を調査したら・・・



本当に地震雲というものがあるのか?

また地震雲を見てしまったらどう対処すればよいのか?


疑問に思った私は、気象庁のホームページに辿り着きました。

気象庁は、言わずと知れた日本の公的な気象観測機関。また、地震や火山の噴火などの観測も行っているんです。

この気象庁のホームページに地震雲に関する興味深い考察がありました。

「雲は上空の気流に影響を受けますが、地震の影響を受ける科学的なメカニズムは説明できていません」

とのこと。

気象庁的には、日本は地震が多い国。雲の形状と地震を結びつけているだけということで、

「地震雲はデマだから信用するに値しない」

というのが結論のようです。

(気象庁のホームページはコチラから)

もし、今後、地震雲を見つけたとしても、それが本当に地震雲なのかどうか、判別することができる科学的根拠はないということになりますね。


「地震雲が出た」とか大騒ぎするのでなく、日頃からの防災への備えを見直すキッカケとして活用するのが、正しい地震雲の活用法だと言えそうです。



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